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富沢ノボルさん

  2015/08/24   その他

20111203_2174653先日衣装スタッフとの打ち合わせの後、メイクアップアーティストのノボルさんと合流しました。 去年のAX公演以来の再会でした。 去年はノボルさんには舞台袖に待機していただき、汗まみれで戻ってくる自分に短時間でメイク直しして頂きました。お陰で公演終了まで全くメイクが崩れる事はありませんでした。普通そういう早着替え時は気持ち的にバタバタしていて余裕が無いのものなのですが、ノボルさんはメイク直ししている間も常に笑顔だったのが印象的でした。それが本当に楽しそうにメイクされるのです。 一流のメイクアーティストになると、こういう境地にいくのかなあと、そんな気持ちになったのを思い出します。 早速来年2月のTHIS IS IT再現ワンマンライブ@渋谷AXでの話しに入りました。前回の写真記録等を確認しながらバックダンサーや、ギタリストのメイクや衣装等、改善点を洗い出していきます。 ノボルさんのこだわりが徹底していて、本当に感銘を受けました。あのギタリストのカツラをもっと自然に見せるために自毛も染めてもらいたいとか、 無理にTHIS IS ITのダンサーに似せようとするメイクをするよりは、THIS IS ITのショーのコンセプトに沿ったメイクが必要なのではないか?等、 舞台監督の哲さんもそうですが、数多く現場で場数を踏んでいるプロでなければこうもすぐに明確な指摘は出てこないだろうなと思いました。 確かにリハーサル映像等の目に見えている再現に捕われすぎて、本来目指していたTHIS IS ITのショーのビジュアルコンセプトをきちんと考えていなかったなあと、そう考えると今までのソロツアー等を振り返って、見ていると、マイケルはやっぱりスペースチックな演出が好きだったなあと BADTOURの2ndステージも宇宙船を意識していたと誰かから聞いた事がありますし、DangerousTOURではラストのMan In The Mirrorで宇宙服着て空飛んで行ってしまったし。 HIStoryTOURに至ってはロケット運転して登場しちゃうし、本人はもちろん、バックダンサー等の衣装やメイクもどんどん未来的になっていきました。 リハーサルでのTHIS IS ITではそのビジュアル部分までは行われていませんでしたが、THIS IS ITでマイケルが着用する予定だったクリスタル衣装や、その他の色々なものを見ていると、もっともっと近未来的なステージになっていたのでは無いかと思います。なのでバックダンサーのヘアーメイクに関してもそんなコンセプトにそったビジュアルを模索すべきなのかと、 まさに、未知の領域。イメージの具現化。自分達にどこまで出来るのか、ワクワクします!