ブルーツリー,Bluetree Official Site

「All In Your Name 」パフォーマンス を終えて 1

  2016/01/16   イベント ,

2015年8月29日

「いい曲だなあ…」

Barry GibbとMichaelによる共作「All In Your Name」である。

この曲は9.11テロの後、2002年頃にレコーディングされ、マイケルの死後、2011年に発表されたもの。歌詞の内容は直接的ではなく抽象的ではあるけれども、反戦を願うものとなっている。

サビでの出だしの激しさからの、悲痛すら感じさせる美しいファルセットボイスへの変化。素晴らしい。そして自分の興味を惹いたのがこの曲のレコーディング映像である。

パフォーマンスでなく、「純粋に歌だけに集中している」マイケルを観る機会はあまり無かったからだ。

そこには、ダンサーでなく、シンガーとしてのマイケルがいた。

ステージでのリップシンクのマイケルを沢山観てきたが、生で歌っているマイケルは、もの凄く新鮮で魅力的に映った。(この時期のマイケルだからという事もあったと思う。)

レコーディングなので当然ダンスパフォーマンスなどはないのだけど、真剣に歌っているその表情や、仕草だけで、十分恰好良くって、いつかこの曲をやってみたいと思っていた。それがとあるきっかけで実現する運びとなった。

今年の5月にMJファンの知人に誕生日を祝っていただいた時の事だ。バースデービデオレターなるものを用意してくれていて、その一人がMJグッズを取り扱っている中野BLOX店長の原田さんだった。

アコースティックギターで「Much To Soon」を歌ってくれたのだが、原田さんがギターを弾けることも、歌も歌える事も知らなかったのでちょっとビックリした。

その時点ではまだ自分の頭の中では結びついてはいなかったのだが、その1か月後。6月のマイケルの命日を迎えた頃である。「今年はMJ Dance Partyでのパフォーマンスどうしようかな…」と考えていた。

正直メジャーな曲をあえてダンパでやる意義を感じていなかったし、3月のBluetree Private Showでマイナー曲に関してもやりたい曲はほぼやってしまっていたので、今年はもうエントリーはしないでいいかなと思っていた時にパッと「All In Your Name」が頭の中に浮かんできた。

「Barry Gibb役がいればなあ」と、ぼんやりイメージしていたらパッと「Much To Soon」を歌う原田店長の姿が浮かんできたのだ。

サプライズ的にも原田さんがBarry Gibbやってくれたら面白いかも。

思い立ったその日の夜には中野BLOXに菓子折りを持って向かっていた(笑)

2に続く。