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渋谷AX公演

  2015/07/23   イベント

(撮影:sakamoto)

この公演にご協力頂いたすべての皆様、足を運んで下さった皆様。また諸事情で参加出来なかった皆様。お花、差し入れを届けて下さった皆様。

また公演後に沢山の感想メール等送って頂いた皆様、心から感謝致します。本当にありがとうございました。

正直終わった直後はこの公演が本当に成功だったのかが実感出来ず、ただただ疲労と脱力感のみが残っておりました。

それが、この1週間に掛けて、blogや、メールで沢山の方々から「行って良かった」という感想を拝見し、ようやく、今回の公演がファンの皆様にとってマイナスではなく、プラスとなるステージだったという事が分かり、「やって良かった」と心から実感出来るようになりました。

今回の公演は、僕の中では生前よりずっとマイケルのファンであった先輩方に向けて発信したステージでもありました。
僕が活動を始めた頃からずっと評価し、応援して下さり、同時に誰よりもマイケルを愛していた方々です。
このAX公演の前にその先輩方とお話する機会があったのですが、
その中のお一人から「今はリー君のステージを見るのがつらい。マイケルは絶対無二であり、オンリーワンの存在であり、そのマイケルにリー君が似せれば似せる程、悲しくて観ていてつらくなる。という。でもずっと応援してきたリー君がこうして活動してくれている事は誇りに思う」と。
この話しを聞いた時、僕はTHIS IS IT再現ライブがはたしてそういった先輩方に良くない影響を与えるのではないかと大きな不安に襲われました。その方に手首の切り傷を見せられた時には正直ショックでした。「僕は所詮偽物だし、この人に何もして挙げられないのか。」と
ですが、忠実にステージ再現するというコンセプトで今まで活動して来たので、もう後戻りは出来ないと思いました。

AX公演当日は先輩方には最前列で観ていただきましたが、公演後、後日その方から
「本当に素晴らしいステージだったね。
なんだか、あまりに素晴らしいステージだったから、何を言ったらいいのかわからないよ。
ありがとうね。
素敵な時間でした。

というメールをいただき、再現ライブ、やって良かったと本当に思いました。

マイケルがファンに見せようとしたステージ、未完成のパズルを、バラバラのピースを、ファンが拾い集め、足りないピースは作り足し、そうやって愛を持って出来上がったあのステージは間違いなく、ファンが夢観ていたTHIS IS ITそのものだったのだと思います。

2010年