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「コネクション」を見て

  2015/07/11   イベント

日本ポピュラー音楽協会の佐藤さんのご招待で
天王洲銀河劇場で開催された「コネクション」という舞台を観に行く機会がありました。
このショーのコンセプトは「最高の歌と最高のダンスの融合。」
時代を代表するエンターテイメントは全てが繋がっている。
といった系譜を舞台上で具現化していくというもの。

演出はダンサー、振付師の大澄賢也。
シンガーは中川晃教。元宝塚歌劇団の蓮水ゆうや。
スペシャルゲストの河村隆一。
ダンサーは日本初のシルクドソレイユに出演したという辻本智彦。世界レベルで活躍するストリートダンサーのTATSUO。独創的なダンススタイルでメジャーデビューもしているTAKAYUKI。
日本のミュージカルで活躍する、大野幸人、千田真司、神谷直樹。
そうそうたるメンバーだ。

さて、ショーの感想ですが、
もともと自分はアレンジとかカバーにはあまり興味がないため、
意外にマイケルの曲がたくさん出て来てニヤリとはしましたが、どんなにすごい歌声、ダンス、
秀逸なアレンジを魅せられてもやはりマイケルそのものが良いなあと思ってしまうのでした。

それを前提で書かせていただくのですが、
中川氏の歌唱力は本当に凄いと思いました。、良くこんな高い声が出るなあと、
あと、ミュージカルをやられているだけあって、表現の幅が広い。舞台中にいくつか
寸劇というか、観客をクスっとさせる小芝居がいくつか入るのだが、そういった演技がとてもうまい。
河村隆一氏は始めて生で見られて良かった。イメージ通りだったし、役柄もぴったりで、
とても良かったと思う。

蓮水ゆうや嬢はスタイル抜群。さすが宝塚!といった堂々とした出で立ちでした。
中川氏、河村氏、蓮水嬢3人がコラボで歌うシーンは圧巻でした。

大澄氏が曲中の振付を考えたそうだが、マイケルの曲もすべて新しく振付されていた。
とはいえ、マイケルぽい振付であったので、そこはさすがだなあと思いました。

フレッドアステアのバンドワゴンからスムクリにはいる下りは、自分も同じ着想をもとに構成してパフォーマンスをやっていたので(僕の場合はさらに発展させてブルギャンまでいっちゃいましたが)、ちょっと嬉しくなりました。

男女ペアダンスシーンで片足ずりずりをやってくれなかったのはちょっと残念でしたが、両足ずりずりはやってくれたので、満足w

大澄氏の哀愁漂うダンスは本当に素晴らしかったです。
この舞台に招待していただいた佐藤さん、ありがとうございました。