The Binheads Live In バックトゥザフューチャー友の会 を終えて 1
2015/12/26 イベント The Binheads
「リーさんPower Of Loveのボーカルやってみませんか?」
そもそもすべての始まりはこの一本の電話だったかもしれない。
ギタリストのオリアンティやジェニファーバトゥン役を手掛けていただいているディー子さんからの打診だった。
彼女はもともとすかんちのコピーバンド「ずがんぢ」でベースを担当しており、そのバンドの打ち上げセッションにて
自分がリクエストしていたのが「Power Of Love」だった。
これまでの生涯において自分はバンドはもちろんまともに歌ったこともない。
しかも電話が来たのはライブ前夜である。
D「軽く練習はしたんですけど、ボーカルがいなくて」
B「自分リップシンクは得意ですけど歌うのは全然なのだけどいいの?」
D「打ち上げセッションはみんな酔っぱらっててゆるい感じなので大丈夫ですよ^^」
B「じゃあやります。」
という感じで即決。生演奏で歌えるなんて機会は滅多にあるものではない。歌は下手だが一生の記念になるだろう。
もともとBack To The Future(以後BTTF)のフィルムコンサートのためにマーティー衣装をそろえているところだったので、着るものに関しては問題ない。
それよりも大変なのはPower Of Loveをまともに通しで聴いたことが無いことだ。
案の定一夜漬けでどうにかなるものではなく、翌日のセッション本番では途中からグダグダになってしまった。
とはいえ、とても楽しかったし、正直もう一度きちんと時間かけて準備してリベンジしたい!と思っていた.
そんな時、同時期に始まっていたプロジェクトが徳さんの企画していたBTTFのイベントだった。
徳さんに吉祥寺の会場を紹介して、内容を詰めていく段階だったのだが、そこでバンドをやれないかと・・
ディー子さんにもはベースでの参加の協力をお願いして、じゃあやりましょうと。
友の会のほうでも徳さんが募集を掛けていただき、友の会経由でギターにジョージ山田、ドラムにマーティJr.宮沢、そしてディー子さん経由でキーボートにドク小田中さんが
バンド名は映画中でマーティーが組んでいたバンド「The Pinheads」を文字って「The Binheads」に
バンド専用のBBSを作りそこで打ち合わせをした。
セットリストは当初から「The Power Of Love」「Johnny B. Goode」は譜面があったので助かったのだが、「Back In Time」「Earth Angel」はバンド用の譜面が無く、
耳コピで起こすという結構な作業となった。あとは候補に「Beat It」が上がっていたが、準備期間の問題で候補から外れた。
自分は歌詞をとにかく覚えなければならない。一番苦労したのが「Johnny B. Goode」だった、早口な上、歌詞通りに発音していない。映画では1番しか歌っていないが実際は3番まである。
歌詞をコピーして、単語上にカタカナで読み仮名を書き込んでひたすら覚えていった。
バンド練習は2回。1回目は11月上旬で、2回目は本番前日の11月21日。BBS上で大まかな演出や構成は固めていたので、各々の自主練がきっちりできていたので、1回目の練習の時点で(ボーカル以外w)はそこそこの完成度になっていた。
そして前日のバンド練習の前には友の会イベントのオープニングで行なうドクとマーティーと徳さんの寸劇の練習、それとRyo君の「Johnny B. Goode」パフォーマンスのリハもあったので、その流れでスタジオには徳さんRyo君もいて賑やかな練習に。
*一回目の練習後のスイパラにて(ドク小田中さんは仕事で欠席。)
2へ続く