前回AX公演にて舞台監督を担当していただいた哲さんと、SOGO水野さん、主催のmorph阿部さん、ウチのメンバーとで来年2月のTHIS IS IT再現ライブ@渋谷AXの舞台演出等の打ち合わせをしました。 実に4時間に及びました。さすがに哲さんは現場のプロですから、自分達が考えもしなかったアイデア等を出してくれます。しかも現実的な範囲内で案を出して頂けるのでとても頼りになります。 ここでも自分がどれだけ今回のライブに賭けているかを皆さんに改めて伝えました。 一言にクオリティーを上げたいといっても、様々なアプローチがあります。 ド派手な舞台装置が欲しいのか、スタッフ、ダンサー、のスキルや表現力の強化に力を注ぎたいのか。 もしくはお客さんにより楽しんでもらえるための装飾や演出を重視するか。 ただあくまでも、御本家がやろうとしていたTHIS IS ITの再現というのが軸としてあっての物なので、その辺りの兼ね合いになると思います。THIS IS ITが他のマイケルのツアー再現と唯一違う点は「未完成である」事です。「これがお手本です。」という映像が存在しないということです。映画で行われていた内容はあくまでリハーサルで、本番ではまったく違っていた可能性だって否定出来ない訳です。 逆に言うと、そこに再現しようとする側に創造性を与える余地が出来るので、独自の解釈で演出を考えられる部分もあるという楽しみもあります。 この打ち合わせの後に現在製作中の新衣装の打ち合わせに向かいました。 御本家が着ることの無かった衣装を着てパフォーマンスするのは本当に未知の領域なのですが、自分としても凄く楽しみであります。 衣装が変わるということは見映えが変わるということ、衣装一つで見せ方そのものもそれに見合った形に変わる可能性もある訳で、（ステップでさえも） 結局打ち合わせ、長引いてしまって終電を逃してしまいました。ゴリラ君に迎えに来てもらいました。すみません(ToT)